「化粧品検定1級って実際どれくらい難しいの?」
「仕事で必要だけど、勉強時間が取れない…」
そんなお悩みを持つ方へ。今回は、公式テキストだけを使い、累計8時間の勉強で合格した私の体験と勉強法をご紹介します。
試験1か月以上前に申し込んだものの、勉強を始めたのは前日。そんなギリギリの私でも合格できたので、これから受験される方の参考になれば嬉しいです!

日本化粧品検定とは?
日本化粧品検定は、化粧品や美容に関する正しい知識の普及を目的にした検定試験で、一般の方から美容関連の職種に就いている方まで幅広い層が受験しています。 日本化粧品検定公式サイト
実際に試験会場では、美意識の高い方や美容業界に従事していると思われる方が多く見られました。
私自身は美容系の仕事経験はなく、コスメに関しても詳しくない一般人。
そんな私が第15回(2020年11月29日実施)の日本化粧品検定1級に申し込みました。
当初は「誰でも受かる簡単な検定じゃないの?」と正直なめていました。
公式テキストはAmazonで購入したものの、まったく手を付けないまま試験前日を迎えることに…。

いざ問題を解いてみると、化粧品の知識が浅い私にはかなり難しく、直前になって後悔。
最終的には8時間の集中勉強でなんとか合格しましたが、早めの対策がやっぱりおすすめです。

化粧品検定1級はどんな人におすすめ?
美容業界でキャリアアップを目指す人
美容部員、エステティシャン、化粧品販売員など、美容業界に従事する方にとって、化粧品検定1級はキャリアアップの武器となります。 資格を持つことでお客様への信頼度が上がるだけでなく、転職や社内昇進の際にも有利になることが多いです。 とくに、成分に関する正確な知識が必要な現場では、「資格保持者」という肩書きが強い説得力を持ちます。
美容ライター・インフルエンサーを目指す人
美容ライターやSNS発信を仕事にしたい方にとって、化粧品検定1級は信頼性を裏付ける資格となります。 成分を根拠にしたレビューや、肌への影響をきちんと伝える記事が書けるようになれば、読者や企業からの信頼も格段にアップします。 資格があるだけで「美容を本気で学んでいる人」と印象づけられるのです。
自己投資として美容知識を深めたい一般の方
最近では、自分の美容のために資格を取得する方も増えています。 コスメの選び方や成分の特徴、肌トラブルへの対処法を正しく理解できるようになると、無駄な買い物を防ぎ、自分に合ったスキンケアが選べるようになります。 「成分表を読めるようになった」という声も多く、美容の自己管理力が上がるのもメリットです。
化粧品検定1級の試験概要と合格率
試験形式と出題範囲
化粧品検定1級の試験は、マークシート方式で60問出題されます。 時間は60分で、出題範囲は「皮膚科学」「化粧品成分」「安全性」「関連法規」「衛生学」など多岐に渡ります。 公式テキストに沿って勉強することが最も効率のよい対策です。 特に成分の分類と作用に関する問題が多く、そこをしっかりと押さえることが合格の鍵です。
合格ラインと合格率
合格ラインは明確に公表されていませんが、おおよそ70%程度の正答率で合格と言われています。 実際の合格率は50〜60%前後で、決して簡単な検定ではないことがわかります。 テキストをしっかり読み込めば突破できる内容ですが、直前対策だけでは難しいケースもあるため、早めの準備が重要です。
受験料と申込方法
1級の受験料は税込13,200円(2025年時点)。 受験は春と秋の年2回実施され、公式サイトからの申込が必要です。 早期申し込みで過去問特典がつくこともあり、なるべく早めの申込がお得です。 試験会場は全国の主要都市で開催されます。
化粧品検定1級の効率的な勉強法
1. まずは3級を無料受験してみる
日本化粧品検定の公式サイトでは、3級試験を無料でWEB受験できます。
その場で結果がわかり、合格すれば合格証も自宅に届きます(希望者のみ)。
まずは腕試しとして、全問正解を目指して挑戦してみるのがオススメです。

2. 参考書を活用して基礎を固める
化粧品成分は似た名前が多く、覚えにくいですよね。
そんな時に役立ったのが、キャラクター形式で成分を楽しく学べる「美容成分キャラ図鑑」でした。
知れば知るほどキレイになれる! 美容成分キャラ図鑑

Kindle Unlimitedの対象書籍だったので、購入せずお得に読むことができました。
無料トライアル期間の活用もおすすめです。

3. 合格者のYouTube体験談を見る
一夜漬けで合格した方や検定マニアの方が投稿したYouTube動画も参考になります。
実際にどんな勉強をしていたかが具体的にわかり、効率的に学べます。
私も動画を見て「過去問が重要」と気づいたものの、時すでに遅し…
Amazonも本屋も在庫切れで、手元には公式テキストしかありませんでした。
やはり公式問題集は事前に用意しておくべきです。

4. 過去問題を繰り返し解く
幸運にも、早期申込特典で配布された過去問20問(A3用紙)が手元にありました。
その内容を何度も解きながら、理解を深めました。
公式問題集はボリュームがあり、繰り返し学習するには最適。
「あの時買っておけば…」と後悔したので、購入を検討している方は迷わず買ってください!
5. 公式のYouTube動画を活用する
界面活性剤など、どうしても覚えづらい内容は、公式のラップ動画で耳から覚えるのが効果的です。
私は試験当日の移動中にひたすら聴いていました。
6. かずのすけさんの解説動画を見る
勉強を進める中で、「この成分って実際どう使われているの?」と疑問に感じたら、かずのすけさんのYouTubeが非常に参考になりました。
市販コスメへの具体的な成分活用例など、実感しやすく頭に入りやすいです。

かずのすけさんの著書「オトナ女子のための美肌図鑑」も電子書籍でサクッと読めて便利。
防腐剤や化粧品成分について深く理解するのに役立ちました。
【おすすめ】バルクオム 泡立てネット

かずのすけさんが紹介していたメンズコスメ「バルクオム」の泡立てネットもおすすめ。
市販の200円程度のネットとは全く違う、もっちり泡の質感で、洗顔が楽しくなります♪
まとめ:最短合格を目指すなら公式教材が鍵!
以上、私が日本化粧品検定1級に合格するために実践した勉強法をご紹介しました。
「誰でも受かるでしょ」と思って受験すると痛い目をみます。
問題はしっかり難しく、短時間で合格するには公式テキストと問題集の併用が必須です。



Kindle Unlimitedなどのサービスも活用すれば、よりお得に勉強を進めることができますよ♪